腕時計にはデイデイトという日付と曜日を示す機能を持つ物があります。
しかし、気が付いた時に曜日や、日付がズレてしまっていることがあります。
この記事では、腕時計のカレンダーのずれ方別に対処方法をご紹介します。
日中にカレンダーが進んでしまう場合
本来であれば、日付の変更は夜中に行われるのですが、これがお昼に起きてしまう事があります。
この原因は午前・午後を間違えて時刻合わせをしてしまった事が考えられます。
アナログ時計の場合、12時間表示なので、午前・午後を見分ける事ができません。
これが原因で、本来午後9時から午前4時にカレンダーが進むはずが、午前9時から午後4時にかけてカレンダーが進むのです。
対処方法は、時刻合わせをもう一度行い、12時間のズレを修正します。
曜日はあっているが、日付のみがズレている
曜日はあっているんだけど、日付がなにやらずれている…
腕時計のカレンダーは31日分ありますが、ご存知の通り、毎月31日あるわけではありません。
西向く士(さむらい)=2月,4月,6月,9月,11月は31日までありません。
しばらく腕時計をしていないと日付の調整を忘れがちですので、日付の調整を行ってみてください。
パーペチュアルカレンダーという、日付の修正を自動で行う機構を搭載した腕時計もありますが、機械式腕時計の場合、かなり高額になります。
りゅうずを一段引いて曜日・日付を合わせる
一般的な腕時計の場合、りゅうずを一段引くと日付と曜日の調整が可能です。
そして、りゅうずを二段引くと時刻の調整ができます。
上記2つのトラブルの場合、通常の時刻合わせで対応できる場合がほとんどです。
時計屋さんに持ち込む前に、一度時刻合わせをして様子を見てみるのもアリです。
カレンダーを合わせる時の注意点
腕時計のカレンダーを調整する際に、9時から4時までの間に針がある時は調整しないよう注意してください。
腕時計のカレンダーは9時から4時にかけて、少しずつカレンダーを進めます。
そのため、カレンダーを進める時間帯に時間の調整をしてしまうとう時計の機構部分に負荷がかかってしまうのです。
腕時計の時刻合わせは「9時から4時を避ける」よう注意してください。
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