カシオのオシアナスと言えば、青色や海といったイメージがコンセプトになっています。
しかし、2004年に発売された初代オシアナス「OCW-500」は、驚くほど青色がありません。
オシアナスというブランド名はギリシャ神話の”海の神 オケアナス”にちなんでいますが、今のようなオシアナス=青、海といったコンセプトが固まったのは、今回紹介する「OCW M700」がきっかけだったのです。
OCEANUS(オシアナス) OCW M700の特徴
オシアナスブルーを大胆に取り入れたデザイン
文字盤のベゼルを青色にするという大胆なデザインが目を引きます。
オシアナスのコンセプトを固めるキッカケとなったのが、この青色を大胆に採用したデザインでした。
今や、オシアナスの「マンタ」、「カシャロ」、「クラシック」全てのラインで青色はオシアナスのアイデンティティとして受け継がれています。
潮の満ち引きがわかるタイドグラフ搭載
オシアナス=海の印象を決定づけたのはタイドグラフの搭載でしょう。
現在のモデルでは、タイドグラフは搭載されていません。
「OCW M700」とその後継「OCW M7000」にしか搭載されていないんですよね。
今となっては珍しいタイドグラフ機能搭載のオシアナス。 いつか復活するときはあるのでしょうか…
OCEANUS(オシアナス) OCW M700を使っていて
2006年発売のモデルですから、この記事を書いている時点(2019年)で発売から13年が経過しています。
それでも、現役で使用できているのがまず驚きです。
私が購入したオシアナスがあたりだったのかもしれませんが、カシオの高級路線の腕時計だけはあるなと思います。
しかも、2019年時点でも電池交換に対応しており、これからも長く使えそうです。
(参考)カシオ公式HP 料金/受付終了製品(電池交換・バンド交換・修理)
チタン素材だから軽量で疲れない
世界初フルメタルクロノグラフ電波ソーラー腕時計としてオシアナス初号機「OCW M500」がデビューしました。
「OCW M700」はもちろん、フルチタンケースで、かなり軽量(91g)です。
バンド調整をしているので、カタログ値とは異なるでしょうが、ステンレスを使用した腕時計と比較すると圧倒的に軽量です。
ソーラー電波だから、いつでも時間が正確
発売から10年以上が経過しても、時刻が安定しているのは電波ソーラーのおかげですね。
一度も修理に出したことはないので、電波ソーラー腕時計の信頼性がわかります。
電波腕時計は腕時計単一での機能が完結してないので、マニアな方からは「ちょっとずるくね?」と思う時もあるでしょうが、実用的にはやっぱり、いつでも正確な時間が知れる時計というのは便利です。
OCW M700はオシアナスのイメージを固めた名作
今回ご紹介した「OCW M700」はオシアナスの歴史で大きなターニングポイントになった製品だと個人的には感じています。
オシアナスブルーと呼ばれる特徴的な青色は現在も進化を続けていますし、深みを持った独特の青色はオシアナスだけのものです。
G-SHOCKと並ぶカシオを代表する腕時計として今後も進化を遂げていってほしいです!
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