オシアナスは、電波ソーラー時計でカシオの腕時計の中でも高級機種として位置付けられます。
オシアナスブルーと言われる青色が特徴的な腕時計でもあります。
カシオの腕時計の中ではG-SHOCKと並ぶブランドとして認知されています。
そんな、オシアナスには大きく分けて3つの製品シリーズがあります。
カシオのフラグシップ「マンタ」、スポーティ&カジュアルの「カシャロ」、シンプルな入門機「クラッシック」。
このページでは、オシアナスの各シリーズの共通点と違いを紹介します。
オシアナスの特徴と各シリーズの共通点
・サファイア風防
・電波受信機能
・ソーラー充電対応
・ワールドタイム
・特徴的な青色が採用されている
オシアナスは2004年にカシオから「Elegance, Technology」というコンセプトの元に販売された電波ソーラー腕時計で、G-SHOCKで培った技術力を基にし、腕時計のエレガントさを追求した製品です。
マンタ(オニイトマキエイ) や カシャロ(マッコウクジラ) といった名前から想像できるように 海をイメージした色使い が特徴的です。
フルチタンケース
オシアナスはカシオの腕時計として初めて、 フルメタルチタンケース を採用してモデルです。
チタンはステンレスの 半分以下の比重 にも関わらず、ステンレスと同程度の強度、ステンレスを遥かに上回る耐食性 を持つ素材です。
腕時計に一般に採用されるステンレスの比重が7.7~7.9g/㎤に対して、チタンの比重は4.1g/㎤なのです。
さらに、高い耐食性の高さから人体に優しい素材で、金属アレルギーを引き起こし難い素材 でもあります。
サフアイア風防
風防とは腕時計のガラス部分の事ですが、オシアナスはサファイア風防と呼ばれる最高強度のガラスを搭載しています。
高級時計はもれなく、サファイアガラスを採用しておりオシアナスも全機種でサファイアガラスの風防です。
サファイアガラスは天然宝石のサファイアと同等の硬度を持ち、硬度を1~10の整数値で表す モース硬度で「9」の評価 を受けています。
また、 無反射コーティングをされたガラスは光の反射を抑えるので高い視認性を実現 しています。
電波受信機能
いつでも正確な時間を知れる電波時計。
クォーツ時計といえど、月に15秒程度ズレが生じます。
オシアナスは毎日同じ時間に電波を受信し時刻を修正します。
時刻を正確に刻むという信頼性 がオシアナスにはあります。
ソーラー充電対応
オシアナスはその全機種でソーラー充電を搭載しています。
カシオの誇る「タフソーラー」技術で電波受信や、時刻修正などを安定して稼働させるエネルギーを得ます。
ソーラー電波というメンテナスフリーの腕時計になりました。
ワールドタイム
メインダイヤルとインダイヤルで2カ国の時間を同時に表示します。
旅行や出張で海外に行く機会の多い人にはありがたい機能ですね。
日本に居ながら、遠く海外の時間にも思いを馳せることができます。
オシアナス マンタシリーズの特徴
・薄型・軽量モデルが欲しい
・特別な限定モデルが欲しい
オシアナスのプレミアムライン「マンタ」。
オシアナスと聞いて、このモデルを想像する方も多いのではないでしょうか。
オシアナスの最高級モデル = カシオの最高級モデルといっても過言ではなく、カシオの技術が結集しています。
他のラインと異なるのは、大きく分けて2つ。
・デュアルカーブサファイアガラスの風防
オシアナスのフラグシップモデルとして、最先端技術が結集しています。
最薄・最軽量のオシアナス
薄さは10mm以下で約85gの軽量ボディーにカシオの技術を結集したのがオシアナス マンタシリーズです。
身に着けている事を忘れる程、心地よい装着感を実現しています。
また、薄型の時計にも関わらず、文字盤には立体感があり彫りの深さを感じます。
デュアルカーブサファイアガラスで視認性が違う!
オシアナスに採用されているガラスはサファイアガラスと紹介したが、 マンタのサファイアガラスは一味違います。
デュアルカーブという、ガラスの表、裏にカーブ加工を施し、ガラスのレンズ効果を無くします。
そのため、 どの角度から見ても文字盤や針の位置が視認しやすい のです。
マンタの価格帯は15万円~25万円
オシアナスの最高級シリーズらしく、価格も高価格帯に入ってきます。
しかし、べらぼうな価格になる機械式時計とは違い、あくまでも手の届く範囲の価格設定ではないでしょうか。
特別な限定モデルでも30万円を超える事は珍しいので、ボーナスを待たずに購入を検討できますね。
オシアナス カシャロシリーズの特徴
・オフに使えるワンランク上な腕時計が欲しい
・よりマリンテイストに仕上がったオシアナスを使いたい
マッコウクジラの名を冠したオシアナス「カシャロ」。
2008年に、20気圧防水対応とヨットレース対応タイマーを搭載した製品としてカシャロは登場しました。
マリンテイストを色濃く映し出しながら、オシアナスらしい上品さも醸し出しておりワンランク上のカジュアルウォッチとして使えそうです。
・スポーツモデルらしい重厚感
オシアナスはスポーティ感が強いモデルが多いですが、カシャロはその中でもスポーティ感を全面に押し出したモデルです。
オシアナスで唯一の方位計測機能
カシャロにはオシアナスシリーズでも 唯一の機能が搭載 されています。
それが 「方位測定機能」 です。
2時位置のボタンをワンプッシュするだけで秒針が北を示します。
30度ごとに角度を付いた内転リングは回転させる事ができ、進行方向の方位を簡単に記録することができます。
スポーツモデルらしいがっしり感
オシアナスは「エレガンス」を追求しているモデルだけあり、マンタシリーズに代表されるように薄型・軽量なモデルが多いです。
カシャロもシリーズの流れを組んでいますが、厚さ12.5mm、重さ97gとオシアナスシリーズの中でも重厚感があるモデルです。
それゆえに、アウトドアな雰囲気に合わせやすく、よりスポーティさを求める方におすすめできるモデルとなっています。
カシャロの価格帯は10万円~15万円
オシアナスの多機能を搭載しつつも価格はエントリー価格の10万円からです。
後ほど、紹介するクラシックシリーズと並び、オシアナスの入門機として狙える価格帯です。
オシアナス クラシックシリーズの特徴
・オシアナスのエントリーモデルが欲しい
マンタ、カシャロのディフュージョンモデルとしてオシアナスには「クラシック」シリーズがあります。
価格は抑えめですが、クロノグラフ搭載でオシアナスシリーズの入門機として相応しいエレガントさを持ち合わせています。
シンプルデザインのオシアナス
マンタやカシャロは、一般受けするとは言いづらいモデルがあり、特にマンタの限定モデルは個性が強すぎる面が否めません。
クラシックシリーズは、腕時計としてスタンダードなデザインでありながら、オシアナスらしさを兼ね備えており、初めてのオシアナスに最適です。
オンでもオフでも着けられる端正な顔立ちと、シルエットはスーツにもカジュアルな服装にも合わせやすいですね。
オシアナスのエントリーモデル
電波ソーラーに、ワールドタイムなどオシアナスの基本機能を搭載しているので、腕時計としての性能は充分です。
オシアナスを買った事がないけど、興味が出てきた時に手の届きやすい価格でおすすめできます。
クラシックシリーズの価格帯は10万円
まさにエントリーモデルとして、おすすめできる価格帯です。
仕事を覚え始めた20代のビジネスウオッチとしてもおすすめできます。
オシアナスブルーがスタンダードなモデルにアクセントを加えてくれます。
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